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ご褒美。


午前中から動きっぱなし。
電車を乗り継ぎ、素材を買いに行くが
ことごとく目の前で電車に走り去られてしまう、
タイミングの悪すぎる日。

整体に行き、信頼する先生にやってもらう。
「いい感じに詰まってますね。やりがいありますね〜。」と言われ、
心臓も肝臓も肺も胃もよわって扁桃腺が腫れetcetcetc・・・
いつのまにかかわいそうな身体になっていたと知る。
あちこち悪い、というよりは、
全体的に疲れなど身体に負担をかけたまま放っておくから
色々な箇所が連鎖して機能ダウンするのだなぁ..
肉体とはなんてシステマティックで健気なのかしら、と思う。
やっと呼吸ができるようにしてもらう。
施術が終わってみると、首を取り替えてもらったみたいで、腕も軽く、
視界も明るくなって、外の世界がやけに眩しい。

表参道のROCKETで10月末〜11月にかけて行うアクセサリー展の打ち合わせ。
外苑前の交差点でmegにばったり。
その後、LITTLE MOREにて詩画集と個展の打ち合わせ。
頭をフルフルフルに回し回し回し、
やっと世界が形作られてくる。ほっっっっと安心。
・・・ふと事務所からの郵便物の束を見ると、
ばななさんから「デッドエンドの思い出」が届いている。

あぁ忙しい一日のご褒美だ、と思う。

自分で決めた今日の仕事を全部終えたら、
ミルクティーをいれてページをめくろう。
一日の最後の静かな時間に一杯だけ注ぐワインのように。

Posted by miu at July 28, 2003

パティ・スミス


パティ・スミス展のオープニングへ

衝動をぶつけ そして衝動を抑えたドローイング
孤独と 孤独を超えた世界が息をひそめるモノクロ写真。
壊れそうでいて 揺るぎない文字。

ニューヨークへの愛が隅々に感じられる。

なかでも
写真はとくに引力を発していて
みとれてしまう。

そして ふと近くを横切るパティは
少し猫背の 痩せた身体に 
よく着込まれたアニエスb.の黒いスタンダードなジャケット。
一人一人にきちんと応対していたけれど、
その性別を超越したような存在感に圧倒され
声をかけることなんてとてもできなかった。

Posted by miu at July 27, 2003

誘いの夢。


朱里ケンと 
慣れぬ銀座の交差点で待ち合わせ。
静かで、思いがけず奥に広い 純喫茶の2階で
まったりと 会話の間にはさまれた
アイスキャラメルミルクティー。

外へ出ると、
夕立ちが銀座を覆っている
小さな赤い傘
足元はびしょぬれで
滑らないように注意しながら
二人で相合い傘をして辿り着いたのは
エルメスのギャラリー。
中川幸夫氏の展覧会「誘いの夢・・・(Ondes oniriques)」のオープニング。

エレベーターで8階に上がり
談話する人々の間をするするとすり抜けると
ふわっと足元から持ち上げられるような
いいにおいが満ちている。
奥の吹き抜けのスペースへ・・・
そこは、

床一面に敷き詰められた、ラベンダー。

富良野と南フランスから
はるばる銀座まで香りを届けに来た、薄紫のカーペット。

ごろごろごろごろ・・・・
遠い絵画の中のように 走り回って 転がり回って
埋もれてしまいたくなる。

階段を上がって、上から眺めてみる。
薄い紫と、少し青がかかった紫。
2色のグラデーションと、流れる柔らかい布。

・・・誘われる。

ラベンダー畑の中に車いすを乗り入れた中川氏は、
言葉を発することが難しいように見える。
そのかわり、しきりに両手を動かして
“コトバ”を発している。
そして横にいる男性が時おり手を鳴らして
それに答えているようだった。

中川氏と並んだアラーキーがまるで“生徒”のように見えて
それだけ中川氏の大きさを実感する。
カメラ陣のフラッシュが中川氏の姿に集中する
だけど 
あまり長くは見てはいけない気がして
ましてはカメラなんて向けては絶対にいけない気がして

全身で表現し、指先からコトバを伝える
中川氏の存在を感じてしまったら
涙がでそうで その場を立ち去った。

もう一度、ラベンダーを身体いっぱいに吸い込む。

眠りの中にまで 
花と ここにいる歓びと
清く優しい香りを連れて行く。


中川幸夫展 「誘いの夢・・・」
<メゾンエルメス8階フォーラム/7月26日〜10月5日>

Posted by miu at July 26, 2003

マイチキンスープ。

またまたおいしいスープを作ってしまった。
これだけは わたしの中で 
人に食べさせてもいいもの。
一人暮らしをするまで 作るといったらパンプディングだけで
料理という料理をしてこなかったわたしに
母が 昔から 
「スープくらいつくんなさいよ、簡単だから。」と言っていた。
ほんと そう。

なんでもかんでもぽんぽんお鍋にいれて
適当に味をつければ 立派なスープ。

なんでも野菜の 野菜スープ。
ベーコンいれて 洋風スープ。
たけのこいれて 中華スープ。
パスタをいれて スープパスタ。

アメリカでは チキンスープ=母親の記憶。
風邪で食欲のない時といったらチキンスープ。

自分がおかあさんになったら
おかあさんの手料理=スープ
と記憶してもらえるくらいに
これからずーっと 作りつづけるんだろう。

Posted by miu at July 23, 2003

サンディエゴの月夜。

moonwater2.jpg

Posted by miu at July 13, 2003

Moon Over SanDiego.

orangemoon2.jpg

目の前の海の空気を吸い込みたくて
ホテルのベランダの 重いガラス戸を開け放つと
そこに。

Posted by miu at July 13, 2003

カモメ。

kamome2.jpg

お昼時 やってきた ご家族。

Posted by miu at July 11, 2003

お好み焼き屋さん。

gaja_shadow2.jpg

ばんごはん。
よく知らない土地での 
母と二人の晩御飯を
まるで近所のように感じさせてくれた 
お好み焼き屋さん GAJA。
友人が店長をつとめる このお店で
何冊もあるメニューをめくりながら
おなかと相談する このしあわせ。
母子の影は ながくながく のびる。

Posted by miu at July 10, 2003

WATER.

foot_water2.jpg

ひんやりと足を包む
身体の奥底から欲していた この感触

Posted by miu at July 09, 2003

ふしぎフラワー。

fushigi_flower_day.JPG

近所に、ありとあらゆる植物を 
敷地から溢れ出すほど植えているお宅がある。
アイフルのCMのおじさんに少し似た 
きちんとしたご主人が 
たっぷりと時間をかけて
水をやったり植え変えたり 
世話している姿を よく見かける。
その姿がわたしはとても好き。
植物達と向かい合って 
そのことだけに集中している。

Posted by miu at July 08, 2003

20030702 sky

20030702.jpg

Posted by miu at July 03, 2003

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