chano-ma
ボイトレを終えてから、
おみやげを渡しに、chano-maで朱里とお茶する。
ちょっと早く着いてしまったので、
靴を脱いでマットレスの席によじのぼって、ぼーーっとする。
ニューヨークを歩いていて、『コレ、好きそうだな…』とか
『これ似合いそう』と一番浮かんでくるのは朱里の顔かもしれない。
他人から見ても、好みがハッキリしているからかな。
自分が好きなもの、自分に似合うものを明確に知っている。
薔薇とベルバラをこよなく愛しているので、
薔薇モチーフがあると必ず彼女の顔を思い浮かべてしまう。
そして夏以外の季節はいつもスカーフやマフラーを首に巻いている彼女には、
やけにリアルな薔薇のステッカーとレースのスカーフのおみやげ。
彼女ほどは似合わないと思ったけど、可愛いのでスカーフは私もお揃いにしてしまった。

まだ8月中盤にさしかかったところなのに、
ひさしぶりに会った朱里の夏はもう終わっていた。
大好きなダルビッシュ投手がいる東北高校が甲子園で負けてしまったから。
数日前、普段野球は全然見ないのに偶然テレビをつけたら、
ちょうど東北高校が負けてしまうところで、
当然勝ち抜くんだろうと思っていたのでびっくりして
急いで朱里にメールをしたら、案の定放心していた…。
その試合の終盤のことを私に話してくれながら、
彼女がまた涙ぐんだので、あわてて“もういいよもういいよ”と話を止めて、
またマットレスに足を投げ出して、夕方の中目を眺める。

Posted by miu at August 23, 2004