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朝、林檎を切る

むしょうにリンゴが食べたくなって、青森産の王林を買った。
二つのリンゴがけっこう分厚い透明ビニール素材にくるまれていた。
無農薬で、野生の味がなんとか、って書いてある。
ビニールをはがしたら、たしかにふわっといいにおいがして
青森のおじいちゃんの家を思い出す。

だけど、二つのリンゴの間には、鮮度保持剤がはさまれていた。
ちょっとびっくりした。あらゆるものについているものだけど、
リンゴについているのは初めて見た気がする。
ただちょっと、ドキッとした。

肌を美しくするために美容液や高級クリームやらを使いすぎていると
肌が甘えてしまう、という話はよく聞くが、
リンゴですらこんなにヤワになってるのかっ、と反射的に思ってしまう。
無農薬だからこそ、そういう外付けのものでおぎなう必要があったのかもしれないし、
そういうことなら、本当に無農薬だと逆に信頼できるということかもしれない。
でも本当はもうよくわからない。どこからどこまで無農薬だとか。
同じ野菜でも、今では、含まれるビタミンやミネラルの量が昔と比べ減少しているらしい。
その野菜や果物本来のパワーが失われてきてるのだ。
と同時に、それを食べる人間のパワーも減っていく。

それと、皮を剥かないでも食べられる食材のリンゴを一個いただくのに、
燃えるゴミと燃えないゴミが出てしまうのも、なんかちょっと。
無農薬のために、鮮度保持のために?

Posted by miu at March 04, 2004
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