静
60歳をむかえた加藤登紀子さんのインタビューを観た。
休業、獄中の旦那様との結婚、出産、育児を経て、
「身体が歌いたがってる」
という衝動が初めて沸き上がってきた、ということを語っていた。
早く歳を重ねていろいろなことを通り抜けたい、と思った。
あっという間に歳とっちゃえばいいのに、と思うことがある。
これから起こる、長い目で見たら些細なことに
ものすごく悩まされたりふさぎ込んだりするのが面倒くさくなるのだ。
もちろんその中にこそ、
今の想像を超えるくらいの楽しみや歓びがあることも頭では分かっている。
だけど、修羅場や感情が激しく揺さぶられること、
そういうことよりも安らかにずっと暮らしたいなぁと思う。
ネガティブなわけじゃない。おばさんの思考なわけでもない。
ただ 静けさを求めてる。
若い自分が恥ずかしく、目先のことにまどわされる自分がもどかしいので、
早く自分の母親や周りの素晴らしい女性達のように熟練したい。
そのいろいろ、を通り抜けなければそうなれないこともわかっているんだけど。
Posted by miu at March 02, 2004