9/14/2004
-book-
『しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる』
マイラ・カルマン=作
矢野顕子=訳

(写真は、英語版)
1931年に生まれた、ニューヨークの消防艇ハーヴィは、ずっとマンハッタンを発展を見つめながら、しっかりとニューヨークを守ってきた。64年も働いて、古くなったハーヴィは1995年に役目を終えるが、人々に愛され続ける。しかし、2001年9月11日、ハーヴィはもう一度、精一杯の力を振り絞ってマンハッタンを守る…。
母・矢野顕子が初めて翻訳をしました。作者はマイラ・カルマン。ケイト・スペードとのコラボで一目惚れした人も多い(私もその一人…犬のバッグ買っちゃいました)、あの画家/絵本作家が描いた、ノンフィクションの絵本です。
ダウンタウンに住んでおきながら、正直、この消防艇のことは知りませんでした。こんなに長い間人々を守り、感謝されてきた存在があるなんて。マイラ・カルマンの、ページから弾け出るような色使いは何度でも見なおしたくなるし、読めば読むほど好きになっちゃう。じわじわとくる感じ。素晴らしい絵本がどれもそうであるように、大人にも子供にも大切な気持ちを残していく絵本だなぁと思います。
ハーヴィは今は消防艇としての仕事はしていないけれど、祝日になるとたくさんの人を乗せて水をスプラッシュしながらハドソン川を軽やかに走っています。これからNYに行かれる方はぜひスケジュールを調べてみてください。下のホームページからどうぞ。ドネーションもできます。
http://www.fireboat.org
実はわたしはまだ乗ったことがないのだけど…次回NYに帰ったらハーヴィに会いに行こう!と思っています。
税込1890円
出版:リトル・ドッグ・プレス
詳細>>http://www.littledogpress.com/